夏が本格化する前の節目として知られる「小暑(しょうしょ)」。
ニュースや暦の話題で見聞きすることはあっても、「いつなの?」「どんな意味があるの?」と疑問に思う人も多いのではないでしょうか。
小暑は二十四節気のひとつであり、日本の季節の移り変わりを知るうえで重要な日です。また、小暑から暑中見舞いを出し始める習慣もあります。
この記事では、小暑はいつなのか、読み方や意味、由来、風習、旬の食べ物までわかりやすく解説します。
小暑とは?読み方と意味

小暑の読み方は「しょうしょ」です。
小暑は古代中国で生まれた暦である「二十四節気(にじゅうしせっき)」のひとつです。
文字だけを見ると「少し暑い」と感じますが、実際には梅雨明けが近づき、本格的な暑さが始まる頃を意味しています。
昔の人々は農作業や季節の変化を把握するために二十四節気を利用していました。
小暑は夏の盛りへ向かう入口ともいえる重要な節目です。
2026年の小暑はいつ?
2026年の小暑は、
2026年7月7日(火曜日)
です。
小暑の日付は毎年ほぼ7月7日頃になりますが、年によって1日程度前後することがあります。
小暑から大暑までの期間
小暑は次の節気である「大暑(たいしょ)」の前日まで続きます。
2026年の場合は、
- 小暑:7月7日
- 大暑:7月23日
となります。
つまり、小暑の期間は7月7日から7月22日頃までです。
この時期になると全国的に気温が上昇し、蝉の鳴き声も聞こえ始めます。
小暑の由来
小暑は中国の古い暦法に由来しています。
二十四節気では太陽の動きを基準として1年を24等分し、それぞれに季節を表す名前を付けました。
小暑は太陽黄経が105度に達した瞬間を含む期間です。
「暑さが少しずつ強くなる頃」という意味から、小暑という名前が付けられました。
実際には日本各地で30度を超える真夏日が増え始める時期でもあります。
小暑と梅雨明けの関係
梅雨明けが近づく時期
小暑の頃はちょうど梅雨の終盤にあたります。
地域によって異なりますが、
- 九州
- 四国
- 中国地方
- 近畿地方
などでは梅雨明けが発表されることも多い時期です。
湿度が高く蒸し暑い日が続くため、熱中症対策が重要になります。
夏本番のスタート地点
小暑を過ぎると強い日差しの日が増えます。
学校では夏休みが近づき、海水浴場やプールも賑わい始めます。
昔から小暑は「夏の入口」として認識されてきました。
小暑の頃に見られる風物詩
七夕
2026年の小暑は7月7日で、ちょうど七夕の日と重なります。
短冊に願い事を書いたり、笹飾りを楽しんだりする家庭も多いでしょう。
小暑と七夕が同じ日になる年は珍しくありません。
蝉の鳴き声
地域によってはアブラゼミやニイニイゼミが鳴き始めます。
蝉の声を聞くと「夏が来た」と感じる人も多いでしょう。

入道雲
晴れた日には大きな入道雲が発達しやすくなります。
夏らしい空の景色が楽しめる季節です。
小暑の頃の旬の食べ物
そうめん
暑さで食欲が落ちる時期には、冷たいそうめんが人気です。
手軽に食べられる夏の定番料理として親しまれています。
うなぎ
土用の丑の日が近づくため、うなぎも注目されます。
栄養価が高く、夏バテ予防の食材として知られています。
トマト
夏野菜の代表格です。
水分やビタミンを豊富に含み、暑い季節の体調管理に役立ちます。

きゅうり
身体を冷やす作用があるとされ、昔から夏の食卓で重宝されてきました。
とうもろこし
糖質をエネルギーに変えるビタミンB群が含まれています。茹でてそのまま食べるのはもちろん、スープにも適しています

小暑から始まる暑中見舞い
暑中見舞いは小暑を過ぎた頃から送るのが一般的です。
近年はメールやSNSで済ませることも増えましたが、はがきで送る文化も残っています。
暑中見舞いを送る期間
一般的には、
- 小暑から立秋の前日まで
とされています。
立秋を過ぎた場合は「残暑見舞い」となります。
季節の挨拶として今でも親しまれている風習です。
小暑の時期に気を付けたいこと
熱中症対策
小暑を迎える頃から気温が急上昇します。
以下の対策を心掛けましょう。
- 水分補給をこまめに行う
- エアコンを適切に使う
- 帽子や日傘を活用する
- 塩分補給を意識する
- 無理な運動を避ける
夏バテ予防
暑さで体力を消耗しやすい時期です。
栄養バランスの良い食事と十分な睡眠を意識しましょう。
小暑と大暑の違い
小暑とよく比較されるのが「大暑」です。
| 項目 | 小暑 | 大暑 |
|---|---|---|
| 読み方 | しょうしょ | たいしょ |
| 時期 | 7月上旬 | 7月下旬 |
| 意味 | 暑さが強まり始める頃 | 一年で最も暑い頃 |
| 季節感 | 夏の始まり | 真夏のピーク |
小暑は夏の入口、大暑は真夏の最盛期と考えるとわかりやすいでしょう。
まとめ
小暑(しょうしょ)は二十四節気のひとつで、本格的な夏の始まりを知らせる季節の節目です。
2026年の小暑は7月7日です。
梅雨明けが近づき、蝉が鳴き始め、七夕を迎えるなど、日本らしい夏の風景が広がる時期でもあります。
また、小暑は暑中見舞いを送り始める目安にもなっています。
昔から受け継がれてきた季節の知恵を知ることで、夏の訪れをより深く感じられるでしょう。



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