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ハラスメントの種類を調査。え?こんなのもハラスメント?!【2026/10】

生活
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「ハラスメントって、いったい何種類あるの?」

そう思って調べてみると、驚くほど多くの「○○ハラ」が出てきます。

ただし、ここで注意したいのが、世の中で使われている「○○ハラ」のすべてが法律上の正式名称ではないということです。

そこで、まずは法律や厚生労働省の指針などで対策が求められている代表的なハラスメントと、社会やメディア、ネット上などで広まった「○○ハラ」を分けて見てみましょう。

名称一般的な呼び方主な内容
パワーハラスメントパワハラ優越的な関係を背景に、業務上必要かつ相当な範囲を超えた言動で就業環境を害する
セクシュアルハラスメントセクハラ性的な言動によって不利益を与えたり、就業環境を害したりする
妊娠・出産等に関するハラスメントマタハラなど妊娠・出産や制度利用などを理由とした嫌がらせ
育児休業等に関するハラスメントパタハラなど育児休業などの利用に関する嫌がらせ
介護休業等に関するハラスメントケアハラなど介護休業などの制度利用に関する嫌がらせ
カスタマーハラスメントカスハラ顧客などによる社会通念上許容される範囲を超え、労働者の就業環境を害する言動
求職者等に対するセクシュアルハラスメント就活セクハラなど採用活動などで求職者に対して行われる性的な言動

職場におけるパワハラ、セクハラ、妊娠・出産等や育児・介護休業等に関するハラスメントについては、事業主に防止措置が義務付けられています。

さらに2026年10月1日からは、カスタマーハラスメントと求職者等に対するセクシュアルハラスメントについても、事業主に防止措置を講じることが義務化されました。

つまり、これらは単なる「最近よく聞く○○ハラ」という言葉ではなく、企業側にも具体的な対応が求められている問題なのです。

ここからが今回の記事の本題です。

社会や職場、家庭、SNSなどでは、さまざまな問題行動を表す「○○ハラ」という言葉が生まれています。

中には、

「そんな名前まで付いているの?」

と思ってしまうものもあります。

その他のハラスメント種類一覧

名称略称・通称どんなもの?
モラルハラスメントモラハラ言葉や態度などで精神的に相手を追い詰める
不機嫌ハラスメントフキハラ不機嫌な態度、ため息、威圧的な雰囲気などで周囲に精神的負担を与える
無視ハラスメント無視ハラ特定の人を意図的・継続的に無視したり孤立させたりする
ペイシェントハラスメントペイハラ患者や家族などによる医療従事者への暴言、暴力、過度な要求など
ドクターハラスメントドクハラ医師による患者への威圧的・侮辱的な言動など
アカデミックハラスメントアカハラ大学・研究機関などで立場や権限を利用した嫌がらせ
アルコールハラスメントアルハラ飲酒や一気飲みなどを強要する
ジェンダーハラスメントジェンハラ「男らしく」「女らしく」など性別による固定観念を押し付ける
エイジハラスメントエイハラ年齢を理由に馬鹿にしたり不当な扱いをしたりする
スモークハラスメントスモハラ喫煙や受動喫煙などによって周囲に不快感や負担を与える
スメルハラスメントスメハラ体臭、タバコ、香水などの臭いによって周囲に不快感を与える
パフュームハラスメント香害など香水や柔軟剤などの強い香りによって周囲に負担を与える
音ハラスメント音ハラ大きな生活音や咀嚼音などで周囲に不快感を与える
ソーシャルハラスメントソーハラSNSで職場の人に過度な交流を求めたり監視したりする
リモートハラスメントリモハラテレワーク中の過度な監視や私生活への干渉など
テクノロジーハラスメントテクハラIT知識の差を利用して相手を馬鹿にしたり困らせたりする
ロジカルハラスメントロジハラ正論や論理を振りかざして必要以上に相手を追い詰める
時短ハラスメントジタハラ十分な業務改善をせず「残業するな」「早く帰れ」と要求する
マリッジハラスメントマリハラ「まだ結婚しないの?」など結婚について過度に干渉する
シングルハラスメントシンハラ独身であることを揶揄したり結婚を迫ったりする
子なしハラスメント子なしハラなど子どもがいない人に理由を尋ねたり出産を過度に勧めたりする
セカンドハラスメントセカハラハラスメント被害を相談した人を責めるなど二次的に傷つける
カラオケハラスメントカラハラ歌いたくない人にカラオケを強要する
グルメハラスメントグルハラ食事や食文化について自分の価値観を押し付ける
ヌードルハラスメントヌーハラ麺をすする音をめぐる不快感などについて使われる俗称
お菓子ハラスメントオカハラ職場でお菓子の持参や配布などを事実上強要することなど
お土産ハラスメントお土産ハラなど旅行や帰省時のお土産購入・配布を暗黙に強要する
コミュニケーションハラスメントコミュハラコミュニケーションが苦手な人などに交流を過度に要求する
ハラスメントハラスメントハラハラ正当な注意や指導まで「ハラスメントだ」と過度に主張することを表す俗称
カワイイハラスメントカワハラ「可愛すぎて困る」などの意味で使われるユーモラスな表現

こうして並べてみると、

「これもハラスメントなの?」

と思うものがかなりあります。

ただし、上の表にある言葉がすべて法律上の独立したハラスメントとして認められているわけではありません。

社会問題を分かりやすく説明するために生まれた言葉もあれば、ネットやSNSから広がった俗称、ユーモアとして使われているものもあります。

例えば「カワハラ(カワイイハラスメント)」は、パワハラやセクハラと同じ意味での正式なハラスメントではありません。

「うちの猫が可愛すぎて仕事にならない!」

といった場面を「これはカワハラだ」と表現するような、ジョークに近い使われ方もあります。

そのため「○○ハラ」という名前だけを見て、すべてを同じ深刻度で捉えないことも大切です。

一方、俗称のように見えても、実際の行為が法令・指針上のハラスメントに該当する可能性があるものもあります。

代表的なのが「無視ハラスメント」です。

「無視ハラスメント」という独立した法律上の名称が定められているわけではありません。

しかし厚生労働省は、職場のパワーハラスメントの典型的な6類型の一つとして、

「人間関係からの切り離し」

を挙げ、その具体的な行為として、

・隔離
・仲間外し
・無視

を明記しています。

つまり、

「無視ハラなんて最近作られた言葉でしょ?」

と軽く考えることはできません。

職場で特定の人だけを集団で無視して孤立させるなど、その内容によってはパワーハラスメントに該当する可能性があるのです。

ここまで読んで、

「結局、日本にはハラスメントが何種類あるの?」

と思った人もいるでしょう。

実は「全部で○種類」と明確に数えることはできません。

なぜなら、「○○ハラ」という言葉は法律によってだけ作られているわけではないからです。

法律や行政の指針で位置付けられているものがある一方、職場や家庭で起きている問題を表現するために生まれた言葉、メディアによって広まった言葉、SNSから生まれた俗称まであります。

新しい生活様式や働き方が登場すれば、今後も新しい「○○ハラ」が生まれる可能性があります。

そのため、

「日本にはハラスメントが○種類あります」

と断定するより、

「ハラスメントの呼び方は非常に多く、すべてを網羅した公的な種類数は存在しない」

と考える方が正確です。

ハラスメントというと、

「自分が被害を受けないためにはどうするか」

という視点になりがちです。

しかし、自分自身が知らないうちに相手を傷つけてしまう可能性もあります。

特に、

「昔は普通だった」

「冗談が通じない」

「これくらい誰でも我慢する」

という考え方には注意が必要です。

社会の価値観や働き方は変化しています。

一方で、何でも安易に「○○ハラ」と決めつけてしまえば、必要なコミュニケーションまで難しくなる可能性があります。

大切なのは言葉だけで分類することではなく、

「この言動によって相手はどう感じるだろう」

と一度考えてみることではないでしょうか。

「○○ハラ」という言葉は誰でも作れるの?

「○○ハラ」という言葉自体を行政機関だけが命名しているわけではありません。

メディアや企業、団体、SNSなどから新しい呼び方が広がることもあります。

そのため、新しい名称を見つけたら「法律上正式な名称なのか」「社会的な俗称なのか」を確認した方がよいでしょう。

SNSでブロックするのも無視ハラスメント?

通常、個人的なSNSで相手をブロックしただけで直ちにハラスメントになるとはいえません。

ただし、職場で必要な業務連絡まで意図的に遮断するなど、仕事に支障を生じさせている場合は別の問題が生じる可能性があります。

上司から飲み会に誘われるだけでもハラスメント?

単に一度食事や飲み会に誘っただけで、直ちにハラスメントになるとは限りません。

しかし、断っているのに何度も誘う、参加しないことで仕事上不利益を与えるなどの行為があれば問題になる可能性があります。

「ハラスメント」と聞くと、以前はセクハラやパワハラを思い浮かべる人が多かったのではないでしょうか。

しかし現在では、

フキハラ
カワハラ
無視ハラスメント
ペイシェントハラスメント
ロジハラ
ジェンハラ
リモハラ

など、さまざまな「○○ハラ」という言葉があります。

中には法律や行政の指針で明確に位置付けられているものもあれば、社会現象を分かりやすく表現するために生まれた俗称もあります。

「こんなのもハラスメントなの?」

と驚く言葉もありますが、名称だけに振り回される必要はありません。

結局のところ重要なのは、相手の立場や気持ちを考え、必要以上に相手を傷つけたり追い詰めたりしないことです。

そして自分がつらいと感じている場合も、

「これくらい我慢しなければ」

と一人で抱え込む必要はありません。

ハラスメントという言葉は増え続けていますが、その根本にあるのは「人と人との関わり方」の問題なのかもしれません。

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