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【ドラマ】やまとなでしこ|最高傑作と呼ばれる理由と感想【特典映像付き】【レビュー】

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2000年にフジテレビ「月9」枠で放送されたドラマ『やまとなでしこ』。当時の平均視聴率は26.4%、最終回では驚異の34.2%を記録し、まさに“月9史上最高傑作”と呼ばれるラブストーリーです。

そんな名作が今、NetflixFODなどの配信サービスで再び視聴できるようになり、SNSやレビューサイトでも「やっぱり傑作」「今観ても古くない」と話題が再燃しています。

当時リアルタイムで観ていた世代はもちろん、初めて観る若い世代からも再評価されているこのドラマ。その魅力と、多くの人が“最高”と感じる理由を、視聴者のリアルな声や脚本家・中園ミホの言葉とともに深掘りします。

圧倒的なキャラクターと演技力

Filmarksで多く寄せられている感想の中でも、主演・松嶋菜々子の演技力とキャラクターの魅力は圧倒的支持を得ています。

「桜子の“金しか信じない”姿勢は現代では炎上しかねないキャラだけど、松嶋菜々子が演じるとすべてが魅力的に見えてしまう」
「強気で打算的なヒロインなのに、可愛くて憎めない。演技も仕草も完璧」

「キャラクター神野桜子に対する完璧な理解と表現 :インタビュー映像より

ヒロイン・桜子の自己中心的でお金に執着する姿勢は批判もありますが、「あそこまで振り切っていると逆に清々しい」と肯定的な声が多数。しかも、そんな桜子が徐々に“本当に大切なもの”に気づいていく姿が、多くの視聴者の心を動かしました。

主人公・欧介の人間味と誠実さ

一方の主人公・中原欧介についても高評価が目立ちます。

「欧介の誠実さが今でも通用する理想の男性像だった」
「何度も嘘をついてしまうけれど、根っこにある優しさが伝わってくる」
「お金はないけど、信頼できる。そこに惹かれていく桜子の変化がリアルだった」

Filmarksでは、『やまとなでしこ』に対して12,000件以上もの感想・レビューが寄せられています。その評価は平均★4.2と非常に高く、特に以下のような声が多数を占めています。ここでは、その中から共感を呼んだ投稿をカテゴリー別に紹介し、視聴者がどこに魅力を感じているのかを深掘りしていきます。


松嶋菜々子(神野桜子)に惚れた人たちの声

  • 「とにかく桜子がかわいすぎて、全話目が離せない。美貌も所作も完璧」
  • “風邪引いちゃうよ?”のセリフ、何度聞いても破壊力すごい」
  • 「あそこまで打算的で計算高いヒロインが、嫌われないどころか応援されるのは松嶋菜々子だけ」
  • 「昔は“最低”って思ってたのに、今見ると彼女の孤独が刺さって泣けた」

堤真一(中原欧介)に共感・尊敬の声

  • 「一見冴えない魚屋だけど、誰よりも人として魅力がある」
  • 「嘘をついたことを悔やみながらも、相手を大切に思う姿勢がグッとくる」
  • “今度は絶対逃げんなよ”で号泣。あんな言葉、リアルで言われてみたい」
  • 「最後まで誠実で、優しくて、全然キラキラしてないのに最強のヒーロー」

印象に残るセリフ・シーン

  • 「Everythingのイントロだけで涙腺崩壊するのは私だけじゃないはず」

この絵を観ると「Everything」のイントロが自動再生される

このシーンから流れ始める、特別ロングバージョンのイントロが感動的だ。

  • 「9話の父との再会、10話の“逃げ出した花嫁”からの最終話、全部が完璧」
  • 桜子の告白&初めての失恋

「あなたは…いつの間にか…ずっと前から…私の中に…居た?!…」

  • 「NYのベンチで桜子が一人コーヒーを飲むシーン、人生で一番好きなラスト」
  • 「“お金じゃ買えない、たった一つのものって何ですか?”という問いがずっと心に残る」

キャラ・脇役への愛情

  • 「東十条さん(東幹久)が実は一番いい人だったのでは?」

「誕生日プレゼントだよ。僕は世界一のアッシーだろ?」

  • 「若葉ちゃんが報われなくて泣いた…いい子すぎる」

「それ、桜子さんのことが好きだって言ってるんですよ?」

「欧介さんの恋愛トンマにもほどがあります」

  • 「佐久間夫妻の安心感がすごい。こんな友達がほしい」
  • 「脇役含め、全員が愛せるキャラに仕上がっていて隙がない」

再評価・時代を超えた共感

  • 「25年前の価値観なのに、なぜか今の自分に刺さった」
  • 「“恋とお金”というテーマ、昔よりも今の方がリアルに響く」
  • 「等身大のヒロインが多い中、桜子みたいに振り切ったキャラは新鮮で面白い」
  • 「Netflixで再配信されて、初めて見たけど最高だった」

一部の批判的意見も含めて客観視

  • 「当時は憧れたけど、今見るとややステレオタイプな恋愛観に違和感も」
  • 「お金が全てみたいな価値観が押し出されすぎて共感しづらかった」
  • 「“魚屋がかっこいい”という感覚は若い人には理解されにくいかも」

それでも否定的レビューはごく一部であり、「時代を超えて人の心に届く名作」としての支持が非常に根強いことがわかります。

中園ミホは、当時のインタビューでこう語っています。

「女性が“本質を取り違える”ことから始まる物語を書きたかった」
「本当の幸せとは何か。お金だけでは手に入らない“たった一つのもの”に気づく過程を描いた」

自身の激しい恋愛や失恋経験がベースになっているとも語っており、「恋愛に失敗してきた人こそ、このドラマで救われる」というメッセージが込められていたのです。


「しょうがないよ。王子様はあなたのこと好きじゃないんだから…」

『やまとなでしこ』は単なるラブコメではない。

いわゆるトレンディドラマにはまったく興味がなかった筆者も見事にハマってしまった。

いや、松嶋菜々子(神野桜子)に魅入られてしまったのだ。

美男美女がくっついたり離れたりするドラマにうんざりしていたあの頃…


・2000年代を代表する恋愛ドラマであり、再評価される理由が明確
・視聴者のレビューからも、感動と共感の声が圧倒的多数
・「愛かお金か」というテーマが、時代を超えて私たちに問いかける

『やまとなでしこ』は、今だからこそ観てほしい“最高傑作”のドラマだ。

一言でいうと「結婚を間近に控えた女性の輝き」です。

気付いている人も多いと思いますが、やまとなでしこの撮影中には既に反町隆史との結婚が決まっていたんだと。やまとなでしこ全話放送終了の2か月後に結婚の発表を行っています。

作品の中での松嶋菜々子の異常なほどの輝きは、結婚まえの幸福感に満ちた女性の輝き、神々しい程の輝きにほかならない。これ以上ないタイミングでの撮影だったのではないか、そう感じました。

あの松嶋菜々子の涙のシーン。あれを越える泣きの演技をいまだに目にした事がない。

当時、人気女優のチェジウが「涙の女王」とか言われていたが、筆者的には「父ちゃんゴメン」の松嶋菜々子が勝ってると思っている。本当にあれを越える「表情」はいまだ見ない…

松嶋菜々子・福山雅治主演のドラマ「美女か野獣」の中でも松嶋菜々子が泣くシーンがあるが、その時の泣きの演技も胸に響いた。この時も相手は父親だった…

このドラマの成功の半分はMISIAの「Everything」住友紀人氏による音楽だろう。

ドラマ全体を優雅に、繊細に、コミカルに、そしてドラマチックに演出している素晴らしい楽曲たち。

劇伴音楽を賞賛するレビューが皆無で残念だ。何度も述べるがこのドラマの成功の半分は主題歌と劇伴音楽の功績だろう。

筆者はDVDはもちろんだが、やまとなでしこのサウンドトラック盤も持っている。もう何年も聴いてないが…

やまとなでしこの劇伴音楽も最高傑作だ!!

ご視聴ありがとうございました。


《 特典映像 》

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