どんど焼きとは
どんど焼きは、正月飾りや書き初めを焚き上げ、一年の無病息災や五穀豊穣を祈る日本の伝統行事です。地域によって「左義長」「さいと焼き」「どんどん焼き」など名称が異なりますが、いずれも正月の締めくくりとして古くから受け継がれています。
「神社だけで行われる行事」ではなく、神社でもお寺でも、さらには地域の広場や河川敷などでも行われます。
大きく組んだ竹や藁に火をつけ、勢いよく燃え上がる炎は年神様を天へ送り返す象徴とされ、神聖な意味を持つ行事です。

どんど焼きはいつ行われる?
どんど焼きが行われる日は地域によって異なりますが、主に以下の時期に集中しています。
1月15日前後(小正月)
全国的に最も多い開催日が小正月にあたる1月15日前後です。 正月行事の区切りとして、この日にどんど焼きを行う地域が多く見られます。
関東地方:1月7日頃
関東では松の内が1月7日までのため、7日前後に開催されるケースが一般的です。
関西地方:1月15日〜20日頃
関西では松の内が15日までの地域も多く、15日以降に行われることが多い傾向があります。
参加を予定している場合は、自治体などの公式情報を事前に確認することが大切です。
餅やまゆ玉(まゆだま)は何故焼くのか?

餅を焼く理由
どんど焼きの火で焼いた餅を食べると、一年間風邪をひかず健康に過ごせると伝えられています。 火には神聖な力が宿るとされ、その力をいただく意味が込められています。
まゆ玉(まゆだま)を焼く理由
まゆ玉は、繭を模した団子を枝に飾る小正月の伝統行事です。 本来は飾りとしての意味が強いものですが、地域によってはどんど焼きの火で焼いて食べる風習があります。
まゆ玉を焼く理由には以下のような意味があります。
- 養蚕が盛んだった地域では、繭の豊作を願う
- 火の神聖な力を取り入れ、家内安全や商売繁盛を祈る
- 子どもの成長を願う縁起物として食べる
地域差が大きいため、まゆ玉を「飾るだけ」の地域もあれば「焼いて食べる」地域もあります。
団子を焼く理由
団子は豊作祈願や無病息災を願う意味が込められています。 どんど焼きの火で焼いた団子を食べると、健康に過ごせるとされ、特に子どもの成長を願う風習として広く親しまれています。

団子の作り方
団子の材料
- 上新粉 100g
- ぬるま湯 80〜100ml
- 竹串(焼く場合)
団子の作り方
1. 生地をこねる
上新粉にぬるま湯を少しずつ加え、耳たぶ程度の柔らかさになるまでこねます。
2. 団子を丸める
直径2〜3cmほどの小さな団子に丸めます。 焼く場合は小さめの方が火が通りやすくおすすめです。
3. 茹でる
沸騰した鍋に団子を入れ、浮いてきたら取り出して冷水に取ります。
4. 焼く
竹串に刺し、どんど焼きの火で香ばしく焼き上げます。 家庭で作る場合はトースターやグリルでも代用できます。

どんど焼きに持って行ってよいもの・いけないもの
持って行ってよいもの
- しめ縄
- 松飾り
- 書き初め
- お守り(神社によって可否あり)

持って行ってはいけないもの
- プラスチック製品
- ビニール
- 金属
- ガラス
- 人形やぬいぐるみ(多くの地域で不可)
環境保護の観点から、燃やせる素材のみが基本です。 自治体のルールに従うことが重要です。
まとめ:2026年のどんど焼きも安全に楽しもう
どんど焼きは、正月の締めくくりとして日本各地で受け継がれてきた大切な行事です。 餅やまゆ玉、団子を焼く風習には、それぞれ健康祈願や豊作祈願などの意味が込められています。
2026年も地域の開催情報を確認しながら、伝統行事を安全に楽しんでみてください。

地域別|2026年どんど焼き開催日の傾向
全国の傾向
- 全国的なピークは1月14日〜18日頃
- 多くの地域で 小正月(1月15日)前後 に集中
関東地方(東京・神奈川・埼玉など)
開催日の傾向
- 1月7日〜15日頃が中心
- 松の内が1月7日までのため、早めに行う地域が多い
具体例(2026年)
- 鳥越神社(東京):1月8日
- こまえ賽の神(狛江市):1月11日
- 鎮守氷川神社(埼玉):1月15日
- 神明社(横浜):1月10日
神奈川・湘南エリアの例
- 亀岡八幡宮(逗子):1月14日
- 葉山・一色海岸:1月10日
- 森戸大明神(葉山):1月14日
- 鎌倉中央公園:1月12日(祝日)
関西地方(大阪・京都・奈良など)
開催日の傾向
- 1月11日〜15日頃がピーク
- 小正月(1月15日)に合わせる地域が多い
具体例(2026年)
- 四天王寺(大阪):1月14日
- 豊崎神社(大阪):1月15日
- 高津宮(大阪):1月15日
東北・北陸地方
- 1月14日の夜〜15日の朝に行う地域が多い
- 雪の上で行う「さいと焼き」が有名
九州地方
- 1月7日頃に行う地域が多い
- 正月明けすぐに開催される傾向
主要都市の例(2026年)
| 地域 | 主な開催地 | 開催日(2026年) |
|---|---|---|
| 東京 | 明治神宮/多摩川河川敷 | 1月14日〜15日 |
| 京都 | 八坂神社 | 1月15日 |
| 長野 | 松本・諏訪(三九郎) | 1月13日 |
| 宮城 | 大崎八幡宮 | 1月14日(夜) |
| 福岡 | 太宰府天満宮 | 1月15日 |


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