少子化対策や子ども政策を所管する三原じゅん子内閣府特命担当大臣が、国会の重要な審議中に「美容整形クリニック」に3時間以上滞在していた――。
このニュースが報じられるや、ネットやSNSでは国民の怒りと呆れが爆発的に広がりました。
報道の詳細とともに、寄せられた多様な声を紹介します。
報道された一連の経緯

デイリー新潮より
6月21日、通常国会の会期末を目前に控えた参議院では、ガソリン税暫定税率の廃止法案をめぐる審議が続いていました。
この法案は衆議院では可決され、参院でも採決に至る可能性があったため、自民党は全議員に「禁足」を指示。
これは国会周辺に常駐し、採決に備える厳格な命令です。
しかし、当日13時少し前、三原大臣は議員バッジをつけたまま、西新宿にある湘南美容クリニックを訪問。
3時間余り施術を受けて過ごし、そのまま国会へ戻りました。
この間、国会では与野党の交渉が難航し、最終的に法案は廃案となりました。
クリニックとの深い関係

湘南美容クリニック新宿本院
湘南美容クリニックは、大臣が20年来通い続けてきた美容外科最大手であり、過去には施術の様子がテレビ放映されたり、クリニックHPに「アンチエイジング対談」が掲載されるなど、いわば広告塔のような存在でもありました。
数か月に一度訪れては、コラーゲン注入やレーザー治療、サーマクールなどの高額施術を受けていたことも報じられています。
こうした長い縁故があったからこそ、禁足命令を破ってまで美容整形を優先したのではないかとの指摘も相次いでいます。
禁足命令と議員の職責
政治ジャーナリストは「禁足は即時対応が原則で、外出する場合も30分以内に戻れる場所に限る」と解説しています。
映画館やプール同様、美容クリニックも例外ではなく、緊急連絡があっても施術中に対応するのは事実上不可能です。
つまり、三原大臣の行為は「職務放棄」と見られても仕方がないものでした。
ネット上にあふれる国民の怒りと嘆き

この行動に対し、ネット上では多くの国民が強い失望と憤りを表明しています。
責任感・倫理観の欠如
「採決は国民から託された大事なこと。それを放棄して美容整形?呆れるを通り越して悲しい気持ちになる」(oct********)
「結果が問題なかったではなく、どれだけ真剣に考え備える姿勢があったかが問われる」(oct********)
「国民の税金を自分の財布だと思っている。こんな人に政治家の資格はない」(mim********)
「政治家って、こんなに適当でいいのか?と思う。自覚がなさすぎる」(shi********)
芸能人議員への疑念

「高卒や短大中退の芸能人議員が国の重要政策を担うのは危険」(qsd********)
「スケバン大臣、SPEED議員、おニャンコ議員…タレント議員はもう要らない」(qsd********)
「有名人を比例で通す仕組みが元凶。比例制度を廃止すべき」(Instaguram)
「芸能やスポーツの人は票集め要員。能力がなくても当選できるのはおかしい」(opk********)
「知名度だけで当選している人たち。もうやめよう」(blu********)
「比例復活のせいでロクに仕事しない人が生き残る」(pop********)
政治への絶望感・制度批判
「日本は衰退するばかり。20年後が本当に怖い」(mje********)
「政治家の資質を問う試験を導入してほしい」(berg)
「こんな人が大臣って、国民に対する侮辱だ」(pvp********)
「公約も守らず、開き直る自民党にはもう期待できない」(jrn********)
「消費税も高く、国民は苦しんでいるのに、贅沢な美容代に血税が使われるのは許せない」(kicomeku)
「無駄な省庁とポストをつくり税金を浪費しているだけ。消費税削減の財源はこういう無駄を削ればいい」(LINEやふーは票操作で民意に介入するな)
「議員も減らしてスリム化するべき。もう余裕はない」(mim********)
「国家試験を導入すべきだし、即戦力がないなら即クビにできる仕組みにしてほしい」(rmv********)
自民党への強い批判

「自民党の支持率が下がるのは当然。もう終わっている政党」(hao********)
「選挙で惨敗してほしい」(pvp********)
「有事になっても、この人たちで国を守れるわけがない」(*******)
「政治家は国民を舐めすぎている。選挙で意思を示すしかない」(LINEやふーは票操作で民意に介入するな)
「比例復活やめろ。本当に能力のない人が残るだけ」(opk********)
有権者への反省と訴え
「知名度で投票する人が多すぎる。有権者も考えなければならない」(yas********)
「投票は選挙当日だけじゃない。期日前投票でも意思を示せる」(mim********)
「国民の政治的民度が問われている」(blu********)
「私たちが誰を選ぶかで国は変わる。もう同じ過ちを繰り返さないでほしい」(shi********)
皮肉・冷笑

「美容クリニックに行くのが仕事なんですかね」(匿名)
「美容に金かけて“できる女風”に見せるために議員続けてるんだろう」(mww********)
「美肌でお偉い政治家に好かれたら年収4000万が保障される。いい職業ですね」(vam********)
「24歳下の旦那がいるから必死で若作りするんだろう」(mak********)
「肌が命だからね、年収と地位が掛かってるし」(vam********)
「中身は伴っていないのに、難しい顔だけはする」(agj********)
憤りと呆れ
「国民がどれだけ苦しい生活してると思ってるのか」(shi********)
「美容整形より少子化対策の成果を出してくれ」(匿名)
「子育て経験のない人に少子化担当大臣は務まらない」(ycl********)
「未来を決める政策より、自分の今の見た目の方が大事なんでしょう」(shi********)
「国会議員が多すぎる。数を減らして税金を節約するべきだ」(関)
「人気者を担ぐだけの比例は廃止しよう」(opk********)
改革を求める意見

「政党も選ぶ側も、真剣に人材を見極める時期に来ている」(shi********)
「結果が出せないなら辞めてもらう。民間企業なら当たり前」(rmv********)
「参議院を全数改選にするのが筋」(caf********)
「政治家にもっと厳しい適性検査が必要」(berg)
結論
これほど多くの怒り、皮肉、諦めが同時に噴出する問題は珍しいと言えるでしょう。
国会議員は私たちの税金で報酬を得る「公僕」です。
その責任を忘れ、自己優先に走る行為は、信頼を根底から壊します。
次の選挙は、こうした不信政治を変える機会です。
有権者一人ひとりが「政策を実行する能力と倫理観を持つ人を選ぶ」意識を持たなければなりません。

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