どんな映画解説や感想、あらすじよりも詳しく解説しています。この記事を読んでいただければ『映画:ヘルドッグス』をより楽しく、より面白く観ていただけると確信しています。
劇場公開されて早一年。あれ程面白かった映画なのに思ったほどヒットしなかったのは何故か?それはキャラクターの利害関係、相関関係が分かりにくかったからだと思い至りました。それならば誰よりも詳しい解説と個人的に好きなシーンを網羅して、これから初めて『映画:ヘルドッグス』を観る方や2回目以降観る方により一層楽しんでいただけるよう記事にしました。
という訳で、とりあえず相関図で予習・復習だ!
その前に、
たった1度しか鑑賞していないそこら辺の映画評論とはちと違う!
そんな薄っぺらな感想じゃないから!読んでみて!
そして、1度観ただけじゃ分かりにくい場面も解説してるから
次観る時の参考にしてもらえると嬉しいです。
なお、筆者は原作小説も漫画版も読んでいません。
純粋に映画版「ヘルドッグス」の世界観を楽しんでいますので、あしからず。
見所が次から次へとたたみ掛けてくる演出に脱帽!
本当に何度観ても集中して最後まで観てしまう。
中ダレするシーンひとつも無し!2時間強、あっという間に過ぎちゃう映画!
それが『ヘルドッグス』。
2023/11/10よりヘルドッグスのDVDがレンタル開始とのこと。
そうして再び熱いウェーブが起こることを願って!!
【映画】『ヘルドッグス』のキャストの相関図【ネタバレ】【ナンバーワン】【解説】
映画初見はやはりキャラクターの相関関係が解かりづらいのか?
解かりづらくても充分に面白いと個人的には思うのだが、解ったらもっと面白いのだろうか…
という事で、『ヘルドッグス』【公式】の相関図を見てみよう。
先ず、「会長秘書」という役職がよく解からないのだろうか?
現実のやくざ組織にはない設定だ。「若頭」が一番近いのだろうか…?
会長秘書の熊沢が殺害され、その後任に神津組組長の土岐或いは神津組若頭の三神が候補に挙がったが
なんと選ばれたのは東鞘会会長SPの兼高だったのだ。
「組長クラス」でない兼高が「会長秘書」に抜擢されたのは異例中の異例なことだと言える。
まさに、ノンストップ・クライム・エンターテイメント!!「昇り詰めろ!!」が至上命令。
137分間があっという間に過ぎて行くエキサイティングな映画だ。
東鞘会(トーショーカイ)の幹部たち
大前田、土岐、熊沢は兄弟の盃を交わしている、東鞘会の三羽烏(さんばがらす)で大幹部だ。
十朱は会長秘書から異例の抜擢(選出)をされて東鞘会会長に収まっている。
三神(3次団体三神組組長)は神津組の若頭だ。
兼高と室岡は神津組(土岐組長)の構成員で暗殺部隊。通称「ヘルドッグス」。
このシーンで並んで歩いているのが左から
三神、土岐、東鞘会幹部?、十朱、東鞘会6代目会長神津太一、大前田、熊沢だ。
この後、ジョージ氏家側が送り込んだ暗殺部隊により襲撃され、東鞘会6代目会長は命を落とす。
暗殺部隊のこの2人は、後に廃ホテルで兼高と室岡によって殺害される事となる。
【映画】ヘルドッグス / キャスト / キャラクター【ネタバレ】【ナンバーワン】【解説】
岡田准一 / 兼高昭吾 : 出月梧郎
マッドドッグ(狂犬)な闇落ちの元警官。復讐のために闇に手を染める。
それは愛か償いか、それとも慈悲か・・・
坂口健太郎 / 室岡秀喜
兼高との相性が98% の東鞘会きってのサイコボーイ。
死刑囚の親を持ち、幼い頃から数々の虐待を受けて育った、心に闇を持つ若者。
松岡茉優 / 吉佐恵美裏
土岐の愛人である。妻ではなく愛人なのはどういう理由だろう…?
単に籍を入れてないからなのか?「姐さん」と呼ばれているから、そういう事だろう…?
ヤクザの娘であるが象牙ビジネスの撲滅(東鞘会の撲滅)を願っている。
MIYAVI / 十朱義孝
東鞘会の若きトップ。稀に見る高い知性と戦闘力を持ったインテリヤクザ。
異例の人事で東鞘会会長に就任。国家権力とも適度につるんで東京に根を張って勢力拡大中。
北村一輝 / 土岐勉
東鞘会三羽烏のひとり。神津組組長で兼高と室岡のボスである。
一本筋の通った昔気質のヤクザだ。親しい者からは「とっきー」や「トムさん」と呼ばれている。
吉原光夫 / 熊沢伸雄
東鞘会三羽烏のひとり。熊沢組組長で会長秘書。
趣味はオペラで高い歌唱力を持つインテリヤクザ。実は戦闘力もすこぶる高い猛者でもある。
大場泰正 / 大前田忠治
東鞘会三羽烏のひとり。東鞘会理事長。
抗争で鼻を嚙みちぎられて鼻がない。以来ノーズガードを装着している武闘派ヤクザ。
金田哲 / 三神國也
東鞘会三次団体三神組組長。神津組若頭。殺し屋集団ヘル・ドッグスの監査役。
ヤクザには見えないインテリチキンヤクザ。
酒向芳 / 阿内将
警視庁組織犯罪対策部特別捜査班班長。警視庁裏捜査のエース。
大竹しのぶ / 衣笠典子
東鞘会に息子を殺された復讐に燃えるマッサージ師。兼高への情報伝達係。
木竜麻生 / 膳所杏南
室岡と同じ施設にいた幼馴染。親が殺人を犯している。
犯罪者の遺族会コミュニティに室岡を誘う。
佐々木ありさ / ノバナ
スーパー強殺事件の被害者の遺族。母親が殺害され、その後父親が自殺。
杏南と知り合い親交を深める。イニシャルが G・I なる人物から送金を受けたと告白。
原菜乃華 / 間宮比呂美
出月梧郎が好意を寄せていたアルバイトの女子高生。物語の発端…。
中島亜梨沙 / ルカ
最強の女暗殺者。ホステスとして紛れ込み十朱会長の暗殺を狙うが失敗に終わる。
捕らえられ処理場にて拷問を受ける。それをも想定済みで発信機を装着していた。
赤間麻里子 / 熊沢佐代子
リーゼントが圧巻の熊沢の妻。SMバーなども経営するやり手の女性。
田中美央 / 俵谷一房
関西最大のやくざ組織、神戸華岡組(本部)の幹部。
十朱会長より諜報活動を委託されスパイを実行していた。
小柳アヤカ / ミス・チャオ
チャイニーズマフィア。象牙ビジネスで東鞘会と提携している。
中国による、北海道の水源買い占めに苦言を呈する十朱会長。リアルな話だ…
村上淳 / 番犬
東鞘会の闇の奥、処理場の管理人。左足が不自由なため足を引きずって歩く。左右のクツが違う。
尾上右近 / サロンの常連客
まったく正体の分からない登場人物。しかし、おそらくは本庁内通者。
杏子 / 恭子ママ
東鞘会の裏接待でよく使われる高級クラブ「天童」のママ。一本筋の通った話の解かる女性だ。
三元雅芸 / モグラ
大前田理事長のボディーガード。不気味で鼻が利く。
最後は室岡との死闘に敗れる…
吉田壮辰 / お歯黒
神津組若頭三神の部下。大前田理事長から「金魚のフン」呼ばわりされる。
【映画】ヘルドッグスの好きなシーン / ネタバレ注意 / 解説 / あらすじ
※順不同
リングの上で
十朱会長の「やれよ!!」の怒号が響くシーンが頭から離れない。
だらけた生活をしている自分への怒号に聴こえる。このシーンが1番好きかも…
廃墟にて
寝技のコーチを受ける室岡。兼高に「寝技向いてないな」と言われてしまう。
このシーンで兼高は笑ってしまうが、観客も見たら実際に笑える。
この練習した技で最後はモグラとの死闘を制したのだった。
カフェにて
室岡と杏南が再会してカフェに行ったとき、「そこ、あたしの席だから」「あたしの席とかあんの?」
と、二人の軽快なやり取りが面白い。
「ウインナーくわえた、くわえてない」の件も面白かった。
マッサージ店にて
阿内「あいつ、金には結構ウルサイな」
典子「老後の蓄えでしょ」
阿内「あいつに老後はない」
典子「タッカはね、中世を生きてるの」
「美的衝動だけで充分死ぬことのできる時代に生きてるの」
阿内「東鞘会と同じだ」
典子「違いますよ、東鞘会は男の絆だけ。あの子(兼高)は、男女平等」
「男女平等」という表現が面白い…
ケジメの一発
「処理場」に自ら赴き、その結果熊沢の死を招いてしまった十朱へのケジメの一発。
土岐にボディーブローされた時の十朱のひと言。「もう一発もらおうか」は絶品。
その後の土岐の「ケジメのエンコ詰め」に漢を見た。
バーバーチェア:レクサス1台分
ここでもボディーブローを放つ土岐。
ちなみに、土岐のあごのシェービングクリームは「CG」との事です。(こんなところで!)
拘りのバーバーチェアはレクサス1台分!
「ウンコ」というワードが数回出て来る稀有なエンタメ
ここでクイズです。登場人物たちは何度「ウンコ」と言うでしょう?
答えは後ほど。
暗殺成功で祝賀会
土岐が兼高らを引き連れて高級ステーキ店へ闊歩するシーン。
土岐組長の肩で風を切って歩く姿が「ザ・やくざ!」って感じで猛々しい。男子は憧れるだろ?
ラスボス感ハンパない
十朱会長の初登場シーンがカッコ良過ぎる!!痺れる!!これ以上の登場の仕方は多分ない!!
リゾートホテル(廃墟)訪問
兼高が「奇妙な儀式」と言っていた、廃ホテルにハマーで乗り付けるシーンがカッコイイ。
都合のいい男:兼高昭吾 誕生
阿内「元警察官でここまで道を外した人間はいない」
「お前は都合のいい男だ、兼高昭吾!」
クイズの答え
室岡「俺さっき120グラムのウンコ出したから、120グラムのサーロイン追加ね」
杏南「”ウンコ120グラム”変わってないよね」
大前田「毎朝ハコを分析してくれるーウンコ!」
熊沢「120グラムのウンコ出す時のいきみ声やってくれよ」
室岡「ウンコ?」
熊沢「ウンコ出す時のいきみ声やってみて」(兼高に)
答えは6回でした。(笑)
高級クラブでの暗殺失敗
恭子ママが「ルカなどというキャストは最初からおりません!」というセリフ。
流石、状況をよく解かっているという感じだ。
絶対に警察沙汰にはしたくない東鞘会側の意図を汲んでの発言だ。
また、暗殺者との格闘中、大音量でカラオケを歌い続けた華岡組の俵谷。
その意図するところも、激しい物音で外部に知られない様カモフラージュするためだ。
とにかくこの女暗殺者ルカ VS 兼高 / 室岡のシーンは圧巻だ!!痺れる!!
男が女をテーブルに叩きつけるアクションシーンなんて見たこと無い!!
兼高のマンションで
忍び込んできた恵美裏とのやり取り。
兼高「鍵はどうしたんです?!」
恵美裏「うちの家系は鍵師だよ、こんなの動作ないよ?w」
兼高「こういう事はもうやめましょうよ…」
恵美裏「こういう事って? こういう事?w…」・・・・・・・以降16禁
十朱会長と兼高のバトル
兼高が十朱の命を獲る為に会長室に入った瞬間、銃に手をやったが直ぐにやめた。
後ろからいきなりは撃ちたくはなかったのだ。
また、十朱の恋占い的な話を聞いて困惑した表情になった兼高に、クスッとなる。
そうして二人の撃ち合いのゴングが鳴った!
お互いに腹部を狙って撃っている。
十朱「どうして頭を狙わない?!」
兼高「お互い様でしょ!!」
これは愛か?リスペクトか?・・・・・
闇接待の高級クラブにて
精度の低い情報しか持って来ない、華岡組幹部俵谷に詰め寄ろうとする十朱。
それまでくつろいだ姿勢だったが、それを瞬時に察して姿勢を正す熊沢。まさに阿吽の呼吸。
闇接待の高級クラブ天童へ
開店前に来店した一行。十朱会長に向かって、親しげに手を振って挨拶する恭子ママ。(このシーン何故か好き)
十朱会長「悪いな、営業時間前に」
恭子ママ「お易い御用です!会長の為でしたらいつでも開けますから」
「以前お見えになった時に(俵谷に)気に入って頂いたようです」と
華岡組の俵谷がこの店を指定した事をさりげなく説明している。
そうでないと、女暗殺者を送り込めないからだ。
高級ステーキ店にて
食事が終わって店を出た室岡が再び戻ってきた。幼馴染の杏南との再会だ。
室岡「こんな居残り仕事させられてかわいそうに」
杏南「秀くんが戻って来ると思ったからじゃん!」
室岡「そうか…」
杏南「そうだよ!」
この幼なじみ感が絶妙だ。
謎のセリフ:16禁
杏南「ひっど~い!!」
室岡「でも気持ちいいだろ?!」
杏南「なんであそこで居なくなるかなぁ?!」
室岡「だからさ!?気持ちいいだろ?」
杏南「ねぇ、中で出した?」
居なくなるって・・・・・
東鞘会本部ビル
1階がパチンコ店になっているビルディング。
5階には格闘技場があり、リングが設けられている。
そして最上階が東鞘会の本部となっているようだ。
まるでやくざの事務所とは思えない、ハイセンスなデザインの作りになっている。
会長室にて初めての会話
十朱会長のボディーガード採用試験に合格した兼高と室岡。
本部ビル最上階に通され、初めて会長室に呼ばれる。
そこで十朱会長が意外な質問を兼高に投げかけた。
幼い少女を誘拐し、暴行して殺害。その事件の裁判について
十朱「計画性がないから死刑がやむを得ないとまでは言えない、と検察側の上告を棄却した」
「兼高、この場合誰を裁く?」
兼高「もちろん殺人者です」
十朱「俺は、死刑がやむを得ないとまでは言えない、と言った裁判官を裁く」
室岡「(小声で)大賛成です」
ここは”いい人”の集まりか。
そして、このメンバーを「いいチーム」だと称え「久し振りに気分が昂る」と
ワインボトルを回し蹴りで蹴り砕いたのだった。
「お前らと居れば退屈せずに済みそうだ、よろしく頼む」と言い
兼高らが退室したあと自ら飛び散ったガラスの破片を拾い集めていた十朱会長。いい人か。
ジョージ氏家(うじいえ)が待つゴルフ場宿泊施設へ
3億円を手に俵谷らが訪れた。十朱会長一派壊滅の次の一手の構想を練るためだ。
しかし、3億円の入ったジュラルミンケースには発信機が取り付けられていた。
土岐組長の提案だった。
それを頼りにゴルフ場の宿泊施設に乗り込んでいく土岐一行。
兼高らが到着した頃には、土岐らはもう既に氏家のもとに向かっていた。
そこへ案内するようお歯黒に声が掛かった。
ずんぐりむっくりした身体を揺らしながら先頭を走って行くお歯黒。
それを兼高らが次々と抜かして行ってしまう。案内になっていないのだ。
この笑いのセンスが抜群なのだ。このシーンも妙に好きだ。
東鞘会5代目会長が獄死=跡目争い勃発
6代目会長への継承をめぐり同じ東鞘会の氏家ファミリーと神津ファミリーの間で抗争勃発。
警察官僚の仲介で終結。6代目会長には神津組組長の神津太一が襲名。
しかし、ジョージ氏家らが6代目会長神津太一を暗殺。
再び継承者争いが勃発。
そこで6代目会長の秘書だった十朱が大前田、土岐、熊沢の東鞘会三羽烏にカミングアウト。
本庁とFBIを同時に出し抜く提案を3人に話し、受け入れられたのだ。
3人は迷うことなく「意気に感じて」十朱を7代目会長に推薦、選任した。
こうして東鞘会7代目会長が誕生したのだ。
もちろん、ジョージ氏家は納得する訳はなく、抗争は継続中だ。
ジョージ氏家がロスで密会した人物は
ユフス・アブ・ハリール(レバノン系アメリカ人)で、女からヒットマンまで扱うブローカー。
ジョージ氏家が要請したのはAランクの傭兵=オリバー・ヘンドリクソン。
オリバー君は来日し名古屋華岡組(本家)の客分となる=氏家が華岡組本家と手を組んだという事だ。
(実はオリバー君は陽動作戦用FBIエージェントで、本物のオリバーは既に死亡しているとの事)
結局、第一陣(女暗殺者)も第二陣(処理場でのアタック)も失敗に終わり
最後はジョージ氏家らは宿泊施設で返り討ちにあったのだった。
静かなる鏡のごとき湖が眠れるアリチアの森…
映画冒頭、兼高が口ずさんだ一節。廃ホテルの祈りのスパでも十朱が口ずさんだのだった。
『静かなる鏡のごとき湖が眠れるアリチアの森
その薄暗き木陰で森を治むる祭司(森の王)
殺さんと企てし者を殺しいずれ自ら殺される』
著者ージェームズ・フレイザー(イギリス)1890年出版の
『金枝篇』に収められた一節である。ウィキペディア / 金枝篇
祭司を殺した者が祭司になれる・・・古代ローマ時代に実際にあったとされる風習で
民俗学、神話学、宗教学、社会人類学としての著書である。
実現されなかった初デート
物語はここから始まった…
最後のセリフ
室岡「俺とこの女とどっちが大事なんだよ?!」
そう叫んだ室岡に銃弾を放った兼高。悲しい結末だ…
兼高「マッドドッグで始まってヘルドッグで終わる」
そう言って自らのこめかみに銃を突きつけて自害しようとする兼高。
それを自らの手のひらで遮って止める恵美裏。切ないシーンだ。
ラストシーン
最後を一年前の回想シーンにする事で悲惨さを和らげている印象だ。
そうでないと室岡の生涯が悲し過ぎる・・・
– HELL DOGS IN THE HOUSE OF BAMBOO –
追記:二人の会話が聞き取れなかったシーン
敢えてアフレコしなかったという原田眞人監督。でも知りたい!!
以下は「日本語字幕」での二人の台詞である。見たくない方はスルーして下さい。
兼高「悲しいね…」
室岡「普通にキレちまったんだよ」
「いっそクスリでもやってんのかって思いたいけど」
「親のことがチラついてさ」
「三神はオヤジの若い頃にそっくりだし」
兼高「逃げろ」「…逃げろ!」
室岡「兄貴は警察の犬かい?」「違うよな?」
兼高「ああ、違う…」
室岡「その ” 違う ” はなんかやだな…」
兼高「俺は…お前と同じ ” 地獄の犬 ” だ」
室岡「生まれた時からずっと悪い夢見てたんだよ」
「でも兄貴とならずっと上手くやっていけるハズだったんだよ!」
室岡の人生が悲しい……
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