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最新情報?「人工石油」は詐欺ではない!?本物であれば実用化はいつなのか?【ドリーム燃料】

科学

最近、「人口石油」や「ドリーム燃料」が話題になっていますが、果たして本物なのだろうか?やはり偽物?本物であってほしいけど、にわかには信じられない…そんな方が多いのではないでしょうか。

今現在(2023年11月)の「人工石油」界隈の状況をまとめてみました。

「革新的な人工石油製造技術、”ドリーム燃料”の可能性」

2023年の初頭、大阪府と大阪市の協力のもと、画期的な人工石油製造の試みが行われました。この試験では、京都大学の名誉教授であり立命館大学の研究員でもある今中忠行氏が開発した「ドリーム燃料製造装置」が注目を集めた。今中氏はこの装置を「永久機関に近い」と評し、その効率の良さを強調しました。

この実験は、サステイナブルエネルギー開発株式会社(仙台市、光山昌浩社長)が主導し、大阪府、大阪市、大阪商工会議所の支援を受けて、1月11日から17日までの一週間、花博記念公園鶴見緑地で実施されました。

今中氏と光山社長によると、この革新的な装置は、大気中のCO2と種油、そして電力を用いて人工石油を生成します。このプロセスでは、特殊な光触媒を使って水を「ラジカル水」に変換し、その後、種油とCO2を加えることで人工石油が生産されます。

今中氏は、種油の種類によって異なる種類の人工石油が生成できることを説明しました。例えば、軽油を種油として使用すれば人工軽油が、灯油を使用すれば人工灯油が得られます。また、一度の反応で種油を加えれば、その後の反応では新たな種油の追加は不要とのことです。

この装置に使用される特殊な光触媒は、二酸化チタン、鉄、プラチナなどから成り立っています。この光触媒を水に露出させ、UVライトを当てることで「ラジカル水」が生成され、その結果として効率的に人工石油が生産されるのです。

この技術は、従来の石油依存を減らし、持続可能なエネルギー源への移行を加速する可能性を秘めています。また、CO2の有効利用により、地球温暖化対策にも貢献することが期待されています。

「コスト効率の良い人工石油製造技術」

「ドリーム燃料製造装置」により、人工石油の製造コストが大幅に削減。特に、軽油ベースの人工石油は、1リットルあたり14円という低コストで生産可能。

この装置は、10リットルの種油と8リットルのラジカル水から合成燃料を生成し、種油の大部分を再利用できる。反応時間はわずか3~5分と短く、効率的だ。

今中忠行氏が代表を務めるアイティー技研が特許を持つこの装置は、CO2固定部分と光触媒を使用する合成燃料生成部分の2つで構成されています。また、この装置で生成された人工石油を発電に利用すると、発電コストは1kW時あたり3円と非常に低くなります。

サステイナブルエネルギー開発は、この装置を月額数十万円でリースし、月産約4万3200リットルの人工石油を目指しています。リース運用では、設置工事費用を含めても、人工石油のコストは1リットルあたり約50円に抑えられる見込みです。この技術は、エネルギー産業におけるコスト削減と効率化に大きく貢献する可能性を秘めています。 サステイナブルエネルギー開発【公式】

「ドリーム燃料製造装置:革新的なエネルギー技術の概要」

ドリーム燃料製造装置は、炭酸ガス(CO2)と水を使用して石油を生産することが可能です。この非生物的な石油生産方法は、材料の枯渇の心配がほとんどなく、市販石油と同等の発熱量を持つ燃料を生成します。

この装置は、コンパクトな20フィートコンテナ一台分のサイズで、巨大な設備を必要としません。また、ランニングコストも非常に低いです。製造プロセスでは、元となる石油によって、軽油や重油など様々な種類の石油を生成できます。

特筆すべきは、この装置で生成される燃料は硫黄(S)や窒素(N)を含まないため、燃焼時に有害な硫黄酸化物(SOX)や窒素酸化物(NOX)の排出がありません。これにより、環境への影響が大幅に減少します。

さらに、ドリーム燃料を使用すると、車のエンジン燃費性能が最大1.2倍に向上し、排気ガスがクリーンになると同時にエンジン音も静かになります。

この技術は、CO2の消費を通じて地球温暖化防止にも貢献し、排出権取引において企業や国家に有利な立場を提供します。また、燃料費の削減により、トラックや船、さらには火力発電のコストも下がることが期待され、ビジネス競争力の向上に寄与する可能性があります。この技術は、持続可能なエネルギー源としての役割を果たし、脱炭素社会への移行を加速させることが期待されます。


石油製造の全工程(ドリームエネルギー製造)

心からのお詫び

11月24日の見学会は中止(白紙)にさせて頂きます。この1週間の間に1,000件(2,500名)以上のお申込みが殺到しました(まだ一部しかお返事が出せていません)。とても近隣にご迷惑をかけずに執行することが困難になりました。私の未熟な判断で皆様に大変ご迷惑をおかけしてしまい申し訳ありません。お許しください。装置の稼働状況等に関しましては、ビデオ撮影して会社のホームページにアップ致します。

2023年11月6日
アイティー技研 今中忠行

株式会社アイティー技研【公式】

「申し込みが殺到したから中止」っておかしいですよね。人数制限してすりゃあいいじゃんって話だから。

それに現在、サステイナブルエネルギー開発株式会社とはもう何の関係もありませんって話みたいで、徐々に空中分解し出してる感じがする。

大阪市とドリーム燃料に関する最新情報

最近の調査により、大阪市がドリーム燃料に関連するアイテイー技研やサスティナブル株式会社との直接的な関わりがないことが明らかになった。大阪市は、今中教授が代表を務めるアイテイー技研とは直接連絡を取っておらず、ドリーム燃料に関する問い合わせはサスティナブル株式会社への対応を促している。

サスティナブル株式会社は、今年1月に実施した実証実験に大阪市が支援を提供したが、その結果の検証や評価は行われていない。一方、アイティ技研では、この技術に関するデータの取得がないことが判明し、そのアプローチに疑問が呈されている。

さらに、サスティナブル株式会社に対する問い合わせでは、実験結果の具体的な数字の提供が求められている。この実験は、合成燃料の生成を目的としており、その効率や実用性に関する疑問が提起されている。

また、ドリーム燃料に関するクラウドファンディングの透明性にも疑問が投げかけられている。資金集めのページには、目標金額に達しなかった場合の資金の扱いについての記述があり、その手法に批判が集まっている。

この技術が実際に効率的な合成燃料の生成を可能にするかどうかはまだ不明であり、多くの専門家や市民から懐疑的な見方がされている。一部では、この技術が自然界の法則や物理法則に反する可能性が指摘されている。

最後に、今中教授のインタビュー動画に対する反応も分かれており、技術の実現を望む声と懐疑的な意見が交錯している。この技術の真実性に関するさらなる検証と透明性の確保が求められている状況だ。

否定派動画

【衝撃】石油を増殖!謎の『ドリーム燃料』実験の結果が明らかに!【装置は発売延期】


【800Wh ⇒ 軽油120L?】石油を増殖!『ドリーム燃料』エマルジョン燃料説を否定!

ドリーム燃料を取り巻く現状

2023年11月15日現在、物凄い勢いで「ドリーム燃料」「人工石油」の開発成功の話題が拡散されている。

特にYouTube上では肯定的に取り扱っている動画が多い。すぐさま代替ガソリンが登場するみたいな、ある種救世主が現れた的な扱いがされている。TikTokやXでも目にするようになってきている。

「ドリーム燃料」を取り巻く環境が大きく動き始めているのは確かだ。ノーベル賞級の発明か、はたまた偽物か・・・今後の数ヶ月で答えが出るのではないだろうか。

肯定派動画

【燃料高の救世主】日本人が開発成功!リッター14円の人工石油とは!?開発者にインタビュー


【ドリーム燃料】石油に革命!日本人が開発した「人工石油」に世界が震えた!


世界が(地球が)一変することは間違いない。「誰でも」「どこでも」エネルギーを得る事ができればこの世界は理想郷へと変化してゆくだろう。「燃料が安くなる!」という単純な話ではないのだ。

誰でも・どこでもが最重要

一部の国や権力者、大企業が独占してしまうと今までと世界の構造は変わらない。誰でもどこでも得る事ができて初めて理想の世界が実現可能となる。

このように、肯定派の期待は大きく膨らみ続けている。

最新情報 2023/12/02

【緊急】今後のドリーム燃料についての最新情報 2023/11/24


【衝撃】石油を増殖!謎の『ドリーム燃料』連続生産は未実証と発表【教授は撤退/マリアオイル登場】


今中教授や竹本先生(?)の不誠実振りが何とも・・・

【拡散】クラファンの返金について/ドリーム燃料


【武田邦彦】ノーベル賞どころでは有りません!超天才です!コレが事実であれば・・

※最近再投稿された動画のようです。


【ドリーム燃料】開発者と販売総代理店よりメッセージ 2023/11/29

これ以降、まだ動画はアップされていません。    ー2024/02/14現在ー

広島で密かに再開された「ドリーム燃料」事業 2024/07/01

昨年話題となった「ドリーム燃料」の普及活動が、広島で密かに再開されています。一度は表舞台から退いた今中名誉教授が再び登場し、講演会を通じてその活動を推進しているようです。

今回の講演会は広島県福山市で開催され、山陽流通センター共同組合が主催しています。参加対象は、エネルギー消費が多い業種の経営者に限定されており、個人での申し込みは受け付けられません。参加者は厳密な審査を経て、身元確認を徹底されています。講演会のタイトルは「夢の合成石油ドリーム燃料は中小企業地域経済の救世主となるか」であり、このテーマについて今中名誉教授が講演を行います。

かつて総販売代理店として関与していたボイス社の名前は今回の講演会では出てきておらず、InstagramやYouTubeなどの活動も今年に入ってからは見られません。

公式には告知されず

株式会社アイティー技研の公式ホームページは2023年2月より更新されていません。

当然今回の講演会の発表も告知もされていない。

まさに密かに行われたようです。

2024年7月15日現在、「おしらせ」が2023年2月27日で止まったままです。

【静かに復活】ドリーム燃料は中小企業の救世主に?【広島で新展開】

「ドリーム燃料」の迷走はまだまだ続きそうです……

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